御開帳は4月18日

ご本尊

御本尊 天平秘仏 国指定重要文化財


「この十一面観音立像は、畿内外に伝わる数少ない脱活乾漆造りの像として知られる。本寺に伝わる縁起によれば、もと伊賀国名張郡伊賀寺(座講寺とも)にあり、頭上の三面を伊賀寺に残し、養老三年に本寺の旧所在地であった美濃国本巣郡十六条(現在の瑞穂市美江寺)に移されたという。その後、斎藤道三が稲葉山城主となり、現在地に美江寺が移されたのに伴い移座されたと伝えられる」―
同志社大学名誉教授 井上 一捻 著「奈良・平安彫刻の文化史」より


ご本尊11面観音


十一面観音には、十種勝利四種功徳といわれる利益があるとされています。

十種勝利(じゅっしゅしょうり)には、
・病気にかからない
・すべての如来(仏)の守護を受けること
・財産や宝物を守り得ること
・敵を服従させること
・王や権力者に敬愛されること
・毒や熱病にかからないこと
・刃物で傷つけられないこと
・水難事故で命を落とさないこと
・火事で命を落とさないこと
・不慮の事故で命を落とさないこと

四種功徳(ししゅくどく)
・死の間際に仏を見ること
・悪い世界(地獄など)に落ちないこと
・危険な状況で命を落とさないこと
・極楽浄土に生まれ変わること

というように、現世利益と来世の利益にかかわるものがあります。

天然痘などの悪性伝染病(疫病)が全国的に大流行ししました。その時病気平癒や無病息災を願う信仰の中心として、観音信仰が広まりました。
当寺でも、皆様が特にお願い事が多いのは「病気平癒」になります。
コロナのような伝染病はもとより、最近は心の病の平癒を祈願される方も増えています。


ご本尊の歴史 その壱

ご本尊 十一面観音 頭上面・頂上面

ご本尊 十一面観音 お顔

ご本尊 瓔珞(ようらく)臂釧(ひせん)腕釧(わんせん)

ご本尊 十一面観音 裳(も) / 裙(くん)

ご本尊 胎内仏