御開帳は4月18日

円空仏

  • 2026年2月3日
  • 2026年3月5日
  • 仏像

円空仏 観音像 台座長い独特の造形

寛文(1661~72)末期の作
総高75センチのうち裳懸座が20センチで、裾のように大きく直線で伸びている独特の造形。顔が滑らかに磨かれており、
円空の特徴である素朴で力強い彫りだが、切れ長の目に微笑をたたえた穏やかな表情はいかにも円空らしい。
この像は寛文期の1673年ごろに集中して作製されており、同時期の円空仏は全国に5体確認されているのみという。
独自の様式に展開する2、3年前の作で、彫線も軟らかく丁寧。
円空像は5350体確認されているが、裳懸座が極端に長いものは珍しく、多様な形を実験的に手掛けたのではないかと考察する。
以上、円空学会常任理事長の小島梯次さん談

円空仏
円空仏

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